女性に甘いもの好きな人が多い理由
雇われライターは、平日は会社に出勤しています。
お昼はお弁当を作って社内で食べる日もあれば、外で食べることもしばしば。外で食べるときは、もっぱらイートインスペースのあるパン屋さんへ。
そのパン屋さんへ行く理由は、ソーセージドッグがおいしいことと、コーヒー飲みながらゆっくり本が読めるから。
私は小食ではないので、いつもソーセージドッグと総菜パンの2つ食べます。
今日も例にもれずパンを食べた。お昼休みも終盤になったのでオフィスに帰るとき、ふと他のお客さんの食べてるものを見てみると…。
女性客の甘い菓子パンを食べてる率がすごい。パンを2つ食べている人は、総菜パン+菓子パンもしくは菓子パン×2。私は酒飲みだから塩気の強いものや味の濃いものが大好きで、普段から甘いものはあんまり食べない。
そこで、どうして女性は甘いものが好きな人が多いのか?と疑問に持ったので調べてみました。
一般的に、女性が男性よりも甘いものが好きなのには、いくつかの理由が挙げられるそうです。
①女性ホルモンのバランス
マウスを用いたある動物実験により、女性ホルモンのバランスで甘いものを好むようになるという結果が出ているそうです。
水道水と砂糖水、どちらを好むかという実験をした結果、思春期を過ぎたオスとメスのマウスで顕著に違いがみられたとか。思春期を過ぎたメスのマウスの方がオスよりも砂糖水を好む傾向に。しかしそれは女性ホルモンのエストロゲンとプロゲステロンが同時に働いてないと甘みに興味を示すことがないとわかっているようです。
また、一度甘味が好きになると、メスの卵巣を摘出し女性ホルモンが分泌できなくなってもその嗜好が継続。しかし妊娠中や授乳期などはプロゲステロンがエストロゲンを上回るとその限りではないこともわかっています。
②生まれつき女児のほうが甘味を好む可能性も
乳児に甘いミルクと普通のミルクを与えたところ、女児は普通のミルクに比べて24%も甘いミルクを多く飲んだけど、男児が甘いミルクを好んだのは普通のミルクに比べ6%だけという結果が。女性のほうが男性よりも甘いものを好むのは、生まれつきの性質という可能性があることがわかります。
こうした理由から、一般的に女性に甘いもの好きな人が多い理由が裏付けられています。
ちなみに、女性ホルモンが多い人は胸が大きい、ふっくらしている、などのイメージがありますが、女性ホルモンが「多い」ケースはあまりなく、「正常」か「少ない」かで考えるのが医学的には普通らしいです。
女性ホルモンが少なくなると肌荒れや冷え性につながるんだとか。女性ホルモンは生活習慣によって乱れてしまうため、規則正しい生活や生活習慣の見直しが必要だそう。
女性ホルモンが少ない=女子力が低い
というわけではないので、女子力が低い人は女性ホルモンのせいにしないように!!